中国のガッキーが可愛すぎる!中国の網紅に学ぶフォロワーを増やすコツ
インフルエンサーに関する話題をピックアップ!
今回はこちらの方の話題から。
やっぱり可愛いですよね!ガッキー!
と思いきや。こちら、中国の女子大生・栗子さん。
ガッキーこと新垣結衣さんにそっくりだと、日本では年始から話題になっています。
途端に、彼女のインスタグラムはフォロワー数が1万人から5万人に急増!
中国では彼女のようにネットで人気を博す人のことを網紅(ワンホン)と呼んでいます。
日本でのインフルエンサーに相当する方々のことですね。
中国といえばネット規制が厳しいことでも有名。さらには人口13億人という大国で、網紅として頭角を現すにはライバルも多い気がします。
そんな環境でもライブコマースを成功させ、日本にまで影響を及ぼす網紅たちは、どのようにフォロワー数を伸ばしたのでしょうか。
今回はそこを掘り下げてみたいと思います。
美貌が武器!外見で惹きつける
中国で流行って、日本にも取り入れられ始めているライブコマース。
コレが話題になった原因のひとつに、2時間で3億を売り上げたという実績があります。
その実績をたたき出したのが彼女、約400万人のフォロワーを持つ張大奕。
彼女はモデルでスタイリストだそうで、そのファッションセンスを真似したいというフォロワーが続出しているようです。
うむ、確かにキレイ。
結果として、中国のECサイト「タオバオ」において2時間で3億という実績をつくりあげたわけですね。
一方、冒頭で紹介した栗子さんは普通の女子大生。
テレビ出演も果たしていますが、爆発的な人気を誇ったきっかけは長かった髪をショートにしたこと。
そこから「ガッキーに似ている」との評価が一気に増えました。
因みにそっくり度はなんと96%!!
やはり見た目など目に見えるモノはわかりやすいし、拡散しやすいですよね。
本人はガッキーに似せるつもりはなかったようですが…
コンテンツが武器!面白さで惹きつける
お笑い芸人という職業があるくらい、人々の生活に笑いは必要不可欠。
日本のYouTuberも、上位を占めるのは面白い動画を上げている方が多いですよね。
しかしながら、日本のYouTubeは比較的子供ウケするようなおふざけ系が多いような気もします。
↓HIKAKINさん。顔(笑)
↓2017年動画再生数No.1のフィッシャーズ。これは子供ウケしそう。
中国で動画コンテンツと言えばこの人。最も有名な網紅と言われている、papi醤。
「醤」は日本語の「ちゃん」をもじっていて、「パピーちゃん」という意味なのだそうな。
専門学校で学んだ技術を生かした動画コンテンツが、面白いと評判なのだそうです。
確かにテンポが良くて引き込まれますし、クオリティも高い!
彼女の動画の前に入れる広告枠がオークションにかけられ、なんと3億で落札されたという、驚異的な影響力の持ち主。
3~5分とコンパクトにまとめた動画は、毒舌も効いていて多くのファンを魅了したようです。
ただ、言葉が低俗だと国から監視されるようになってしまいました…。うーん手厳しい。
体験が武器!内容の濃さで惹きつける
網紅と同様の言葉で「KOL(Key Opinion Leader)」という言葉もありますが、実際その違いは結構曖昧なんだとか。
個人的な印象としては、
KOL=トップインフルエンサー(広範囲に圧倒的な影響力を持つ人)
網紅=マイクロインフルエンサー(特定のコミュニティに影響力を持つ人)
という感じなのかなと思っております。
前回の記事でマイクロインフルエンサーを囲い込めというような話もしました。
網紅の中で一つの分野に特化しているのが彼女、J调de华丽。
旅行系ブロガーで、世界各国を巡った体験をブログにしています。
細かな写真や情報が豊富で、読んでいると行きたくなってしまうのだとか。
中国語しかないのが惜しいところですが…
日本の「やってみた動画」に通ずるものがありますね。
まとめ~秘訣はマメさ?
今回網紅について少し調べてみましたが、中国で影響力を発しているのはいずれも女性。
もちろん美しさで惹きつけることはできますが、大切なのはそれを継続していくマメさなのかな、と感じました。
中国でも視聴者の興味を惹こうと度を越した動画が増えてきているようですが、炎上して注目を浴びたとしてもそれらは一過性のモノにすぎません。
いま日本で人気のYouTuberは男性が多く、それも面白さを狙ったものが多いので、これから少しずつアプローチを変えていく必要があるのかも?
まあ、ローガン・ポールさんの件もありますしね…。
もうひとつ、フォロワーの多いインフルエンサーは返信率が高いという話も以前ちょこっと書きました。
coffeebitterbetter.hatenadiary.jp
中国の網紅に女性が多いのはそうした点もあるのかもしれません。
YouTubeだとどうしても一方的になりがちですし、双方向でコミュニケーションがとれるという点ではライブコマースが益々流行るのでは?
それもマメでファッションに敏感な女性が活躍できる場が増えるのではないか、と中国の網紅さん達を見て思いました。
大和男子はマメになるチャンスかも?
勿論、中国版ガッキーの栗子さんも、これから応援していきたいですね。