VTuberと中の人~誰でもバーチャルYouTuberになれる!
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引き続きバーチャルYouTuberの話題です。
前回はバーチャルYouTuberが何故急増しているのか、に触れました。
バーチャルYouTuberのチャンネル数は、2018年2月末時点でなんと500を超えています。
毎日新しいバーチャルYouTuberの名前を見るたび、筆者は疑問に思っておりました…
ですが知らなかっただけで、誰でも簡単にバーチャルYouTuberになれるツールが複数存在していたのです。
今回は中でも、よく知られているモノをご紹介します。
①MikuMikuDance(MMD)
ニコニコ動画に詳しい方はご存知かと思います。
MikuMikuDance、通称MMDは、VOCALOID初音ミクのグラフィックを思いのままに動かし、ダンス動画をつくれるフリーソフト。
扱いやすく、容量の少ないノートPCでもスムーズに動かせるなどスペックも高いので、多くのニコニコユーザーがこのソフトで初音ミクのダンス動画をアップしています。
それも、もともとは一般の方がつくったソフトだというから驚き。
MMDをつかってバーチャルYouTuberをやるには、キャラクターの動きに合わせて音声をつけたり、どちらかといえば映像編集の力が試されます。
最初は初音ミクだけを動かせたMMDですが、徐々に他のVOCALOIDのモデルも配布され、今ではなんとバーチャルYouTuberのモデルも配布されているのです。
このモデルを使用するには様々な規約に則る必要はありますが、端的に言えば無料で誰でもキズナアイやミライアカリになれる、ということ。
因みにミライアカリのデザインは初音ミクのデザインを手がけたKEI氏。
何やらご縁を感じます。
②にじさんじ
公式HPによると、「バーチャルアイドルになってライブ配信する新感覚アニメアプリ」。
iPhoneXに搭載の「Animoji」をつかって、ユーザーの表情をアニメキャラクターに反映させることができます。
2018年2月には開発元のいちから株式会社が、公式バーチャルYouTuberとして8人のキャラクターを発表。
中でもサブカル女子高生委員長・月ノ美兎が人気急上昇中のようです。
な、なんだかすごくコアな話題を繰り広げているような…?さすがサブカル女子高生。
アプリ自体は2018年4月現在は限定配信となっていますが、今後は一般向けにも配信される予定です。
楽しみですね。
③ホロライブ
こちらは、アプリhololive(ホロライブ)を開発したカバー株式会社によるアプリ。
hololiveは、以前本ブログでも取り上げたバーチャルYouTuber、ときのそらがブレイクするきっかけとなったアプリです。
coffeebitterbetter.hatenadiary.jp
名前の読み方は同じでも、表記の違いで用途も異なっています。
バーチャルキャラクターのライブ配信を、ARをつかって現実の風景の中で楽しめるのがhololive。
かたや、自分がバーチャルYouTuberになりきることができるアプリがホロライブ、となっているようです。
ホロライブはiPhone、Androidのスマホのインカメラをつかい、自分の顔の動きをキャラクターに反映させる仕組み。
限定配信でiPhoneXにのみ対応しているにじさんじに比べ、より手にとりやすいアプリですよね。
これが何と無料でダウンロードできてしまうのです。
確かに誰でも簡単にバーチャルYouTuberになれますね。
開発元のカバー株式会社では、公式のバーチャルYouTuberの中の人も新たに募集中です。
④FaceVTuber
世界で一番簡単にバーチャルYouTuberになれる?
それがこちら、FaceVTuber。
アニメキャラのライブ配信を楽しめるホロライブや、バーチャルアイドルがライブ配信するにじさんじは、もともとバーチャルYouTuberのためにつくられたアプリではありません。
ところがFaceVTuberはその名の通り、バーチャルYouTuberのためのアプリ。
それゆえか余計な機能が一切なく、パソコンとGoogle chromeとwebカメラさえあれば、誰でも簡単にバーチャルYouTuberになれます。
しかもこちらのツールの良いところは、前述のMMDモデルを取り込むことができるという点。
スマホアプリではどうしても既存のキャラクターしか選べないのですが(髪の色などはカスタマイズできるようです)、
FaceVTuberではMMDで配布されている人気バーチャルYouTuberのモデルはもちろん、自分でデザインしたキャラクターを使うことができてしまうのです!
これは幅が広がりますね。
まとめ
急激なバーチャルYouTuber発展の背景には、より作りやすく、使いやすいツールの開発という支えがあったことに気付かされました。
因みに4月18日には、書籍も発売予定です。
バーチャルYouTuberが日本のIT技術を加速させ、そのIT技術がバーチャルYouTuber人気を加速させる…。
どこまで行くんだ?!バーチャルYouTuber!