ライブコマースが日本ではやるための3つのヒント
インフルエンサー関連の話題をピックアップ!
ブログを立ち上げたときから筆者が注目しているライブコマースなのですが、ついにこんなところにまで派生していました。
まさかの車。しかも配信時間は夜間。
普段はお店に来る時間がない顧客にアプローチするべく、取り入れた試みだそうです。
車はお店に来て買うモノ、という概念を見事にぶち壊してくれました。
車というと高額ですから、さすがにその場でポチっと購入!という訳にはいかなさそうな気もしますが…
しかし車離れが進む昨今、動画を見てカッコイイ!と思わせたら勝ちかもしれません。
2018年のヒット予測にもランクインしているライブコマース。
既に様々な企業が参入し始め、日本でも徐々に浸透しつつあるようです。
今後中国のような爆発的ヒットを飛ばすには、どんなことが求められるのでしょうか?
①まずは見てもらうこと。しかし、「いいね!」だけでは「よくない」
ECサイトから直接購買に至る比率を「コンバージョン率」といい、ただの写真より動画コンテンツをサイトに載せた方がコンバージョン率がアップするという研究結果があるそうです。
それを考慮すれば、多角的に商品を見ることができ、直接やりとりしながら購入を決められるライブコマースが、EC業界を変えると期待されるのも理解できますよね。
そのためには、まず「注目されること」が大前提。
見てもらえなければ始まらない!
動画のクオリティの高さが求められます。
有名なインフルエンサーを起用したり、ライブ配信中のみ特別価格にしたりという差別化も大切ですね。
ここで気になるのが、実際どれだけの人が見ているのかをどう分析するか?という点です。
フォロワーの数?「いいね!」の数?
SNSをやっている方なら誰しも、自分の投稿に「いいね!」がついていて嬉しくなった経験があるでしょう。
個人的には「いいね!」の数は「これだけの人が見てくれたんだ」という証で、単なる自己満足の為のツールかと思っていました。
ですが、ライブコマースをはじめインフルエンサーの影響力を生かそうとするインフルエンサーマーケティングにおいて、「いいね」の数はさほど重要ではありません。
実際にアクセス解析してみると「いいね」の数とページを見ている人数に違いがあることがほとんどです。
わかりやすいのが昨年話題になったコレ。
フォロワーだって人間です。
ライブコマースにおいても、見たら買うようにプログラムされているわけではありません。
購買目的でライブ配信を見る人もいれば、ただライブ配信を見に来る人、好きなインフルエンサーを「いいね!」と応援しにくるだけの人もいます。
これではテレビと変わりません。
どうせライブを見たのなら買ってもらいたいのが企業のホンネ。
では、実際にライブコマースで購入しているのはどんな人たちなのでしょうか。
②マイクロインフルエンサーをフル活用。生きたファンをターゲットに。
マイクロインフルエンサーという言葉をご存知でしょうか。
定義はさまざまですが、フォロワー数の上限が5,000~10,000までの人をマイクロインフルエンサーとするのが主流。
これがですね、10,000以上のフォロワーを持つトップインフルエンサーの投稿より、10,000未満のフォロワーを持つマイクロインフルエンサーの投稿の方が反響率が2倍、という統計も出ているそうです。
何故かと言えば、マイクロインフルエンサーは特定のコミュニティに特化した存在であるからです、
例えば競馬で有名な騎手や馬は、競馬を良く知る人に影響を与えることはあっても、それ以外の人には価値を見出すことは困難です。
ライブコマースは主にファッション系や美容系の企業が参入している例が多く見られます。冒頭の車の例はかなりレアケース。
競合が多い中でも「カジュアル系」「可愛い系」などジャンルに特化したマイクロインフルエンサーとタッグを組めば、ターゲットを絞ってアプローチすることができるわけです。
誰だって、自分が好きなものをオススメしたいですよね。
トップインフルエンサーほど広範囲に影響を与えるようになると、企業に依頼される商品の幅も広がります。
分野に特化したマイクロインフルエンサーなら、自分の得意なものをオススメするので、専門性も高く想いのこもったアプローチが可能に。
冒頭の車のケースはレアではありますが、つまり一部の車ファンにとっては非常に価値があるということになりますね。
そうしたマイクロインフルエンサーの特質を知り、タッグを組んでいくことが今後企業に求められそうです。
インフルエンサーと言えどやはり人、ということですよね。
③価値のある勝ちルートを開拓。
やり取りはネットの上で行われるとはいえ、ライブコマースをつくっているのは人間です。
そして結局のところ、人が買う理由はコレ。
身もフタもないことを、、と思われるかもしれませんが、実際近年インフルエンサーが注目されているのはこの「なんとなくいい感じ」を伝えられるからだと筆者は思います。
だってはじめしゃちょーやHIKAKINが面白いと感じる理由や、ゆうこすがかわいい理由を説明できますか?
動画のクオリティも企業との協賛も、とにかく何でもやってみて、「なんかいいな」と思わせることができればこっちのもの。
インフルエンサー、企業、ユーザー、それぞれの組み合わさった勝ちパターンを見つけることが、ライブコマースの成功につながるのかもしれません。
まとめ
簡潔にまとめると、日本でライブコマースが成功するには、
①まず見てもらう
②マイクロインフルエンサーを活用する
③なんかいいな!と思われる
という3点が重要になってくるようです。
2017年はまさにライブコマース元年ともいわれ、インフルエンサーも影響力を発揮し始めた1年でした。
①についてはクリアすれば良いことは、みんなわかっているでしょう。むしろ行き過ぎて炎上してますし。
2018年は②と③をいかにスピーディに動いていくかで、企業としても大きな差がつくでしょうし、中国とはまた異なる盛り上がりを見せるのではないかなー、と密かに楽しみにしている次第です、
樹海動画で炎上のユーチューバ-、ローガン・ポールってどんな人?《後編》
インフルエンサーに関する話題をピックアップ!
前回に引き続き、お騒がせYouTuberローガン・ポール氏の話題です。
樹海の動画で悪名を広めたポール氏ですが、かつては弟と共に人気を集めたYouTuberでした。
YouTubeの対応が甘い?アカウントは継続中
ポール氏のチャンネル削除を求める署名運動が起こっていたこともあり、ついにYouTubeがポール氏に対する処分を発表したのが先週のこと。
ですが提携解除はしたものの、チャンネル削除にまでは至りませんでした。
ポール氏のアカウントは未だに残っており、現在も登録者数を伸ばしているとのこと。
一体なぜ?
一番考えられるのが、やはりポール氏が依然としてYouTubeの稼ぎ頭であるという点。
数億の豪邸を建てられるほどの収入を稼ぎ出していたわけですから、YouTubeとしては捨て置けないのかもしれません。
実際、騒動から新しく増えた登録者数は40万人!
登録した人の真意がポール氏を支持するものなのかコケにするものなのかは定かではないですが…
ポール氏の動画を見る人がいれば、そこから派生して他のYouTuberや広告を見る可能性もありますもんね。
SNSに見るファンの反応
今回の騒動では、当然ながら彼に対して批判的な意見が目立ちます。
日本人としては不愉快極まりないですし、海外の反応も思わしくないようです。
ファンだった方からも落胆の声が。
ローガンポールさん好きだったのに
— 십 (@sipu__twt) 2018年1月5日
え、待って、ローガン・ポールさんvineあった頃すごい好きでフォローして毎日投稿見てたのでむちゃくちゃ驚きなんだけど この前弟から聞いてyoutuberアホやなって思ってたのにお前かよ、、、 pic.twitter.com/vAHEPUIzjO
— あんさん (@___am8___) 2018年1月5日
うん、これはツラい。
ですが同時に、ポール氏の熱狂的なファンは依然として彼を支持。
ローガン・ポール https://t.co/Lou6MvWl2Y
— nakasyo@ジャイアントびぎなー (@nakasyo_road) 2018年1月8日
この人が言ってることマジで共感しかない てか俺が思ってることをそのまま言ってる感じだった
登録者数の量にびっくりしたけどこれは好きだわ
特にアツいのは彼の父親、グレッグ・ポール氏です。
インスタグラムで「彼は絶対に戻ってくる」とファンに伝える動画をアップしています。
ポール氏を批判するヘイター(悪口を言う人)に対しても、そんなことは大したダメージにはならないとのこと。
炎上すらも良い経験と捉える父親にとっては、ヘイターの存在すらもありがたいのかも?
しかも誰にでも失敗はあるという意見には、妙に納得させられますね。
可愛い子には旅をさせよというところでしょうか。元軍人の父親らしいですね。
こんなに炎上しても収入は変わらない?!
しかもポール氏ほどの有名YouTuberともなると、どうやらYouTubeのアカウントを閉鎖しただけでは収入が大きく変わることはないのだとか。
既に多くの企業と提携を結び、広告塔として活躍しているポール氏。
Facebookの1投稿で15万、インスタグラムの1投稿で8万ドル!って…まじっすか。
未だにそちら方面での提携解除のニュースはありませんし、彼を支持すべく購入を続けているファンもいるということのようです。
確かに前回も書いたように、ローガン氏は学生のころから動画制作に勤しんでおり、その長い歴史を見てきたファンや彼の動画を楽しみにしていたファンとしては、応援し続けたい気持ちもあるのでしょう。
彼の父親が支持を続けているように、長く彼らを見守っている人には樹海の動画で彼を知っただけの人々には見えない側面が見えているのかもしれません。
まとめ:炎上から考えるインフルエンサーマーケティング
とはいえ、それだけの広告効果を持つポール氏だからこそ、今回の件はインフルエンサーの質を見直す1件となったのではないでしょうか。
人々の選択に大きな影響を与えていることは確かです。
ローガンポールさんが関係している広告商品はイメージ悪いから買わないわー。
— ぽこたぽこ (@papapajyama) 2018年1月15日
広告会社は掲載される動画を選べないとか関係ないわー。
じゃぁ、選べるようにルールを変えたら?って、話しだし。
ローガンポールくんの悪業とやらを確認したいんだけど、YouTube見たら彼の利益になってしまうので、見れない。だから、批判もできない…どうしたら…
— mari (@konimari) 2018年1月9日
所謂ユーチューバーの中には、今話題なのがローガン・ポールさんなだけで、胸糞悪くなるような企画?をやっている人って他にも結構いるよな…しょっちゅう炎上してるし。
— かっしー (@SK_826) 2018年1月7日
そう、炎上は今に始まったことではありません。
確かに炎上することで注目を集めることもできますが、2018年はインフルエンサーもフォロワー数より質が問われる時代。
年初をにぎわせたポール氏の1件を反面教師として、ネットモラルが改善されることを祈るばかりです。
樹海動画で炎上のユーチューバ―、ローガン・ポールってどんな人?《前編》
インフルエンサー関連の話題をピックアップ!
今回は新年早々とんでもない名前の売れ方をしてしまったアノ方について…
ついにYouTubeを動かした男
年末に富士樹海の遺体を撮影した動画を投稿したことで、一気にその悪名(?)を広めたローガン・ポール氏。
氏に対する批判が相次ぐ中、本日1月12日、ついにYouTubeが不適切動画の審査に踏み込むことが報道されました。
YouTube、人気チャンネルに対し不適切動画の審査を実施か。人気YouTuberローガン・ポール炎上受け
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180112-00080990-engadgetj-sci
いやーーー遅くね?
と思ったのはおそらく筆者だけではないハズ…。
いずれにせよ、以前から問題視されていたユーチューバ―のモラル問題にメスが入ることは、2018年のネット業界を大きく変えるのかな、と思います。
より質が重視されるようになるか、、、
それとも以前に取り上げたAmazonTubeが現実になれば、多くの配信者がそちらに流れてまた同じことを繰り返すのかな?
アメリカで人気のYouTuber、ローガン・ポール氏
さて、恥ずかしながら筆者はローガン・ポールという方を今回の騒動で初めて知りました。
「米人気YouTuber、批判受け謝罪」
…えっ?!このヒト人気なん?!と思った方は多いのではないでしょうか。
勿論海外のYouTubeまで網羅していなかったというのもありますが…。
ポール氏に対して世界中から批判が集まる一方、筆者が気になったのは彼を支持する人が少なからずいるという事実。
年が明けてからは謝罪の動画やら問題の動画のワンカットやら不名誉な場面しか見ていない筆者にとって、これは若干衝撃ではありました。
これだけ世界が批判している中でも支持者を集めるローガン・ポールって実際どんな人なんでしょう?ちょっと探ってみたいと思います。
そもそもローガン・ポールってどんなヒト?
ローガン・ポール氏は1995年、アメリカオハイオ州の生まれ。
もともとはアメリカの若者に人気のVineという動画アプリで、弟のジェイク・ポールと共に動画制作を行っていたようです。
兄のローガンが10歳、弟のジェイクが8歳の時からYouTubeには触れていて、動画制作をスタートしたのは学生の頃とのこと。
時代だなあ。。それはスキルも上がっているだろうなあ。
看護婦の母、軍人の父の教えを受けた彼らも、当初のモットーは「ハードワーク」「競争」「目標達成」。様々な分野に手を広げ、次々と目標を達成していきました。
彼らの人気の秘密は、どうやらそのぶっとんだおふざけ動画にあるようです。
動画で人気を集め、YouTubeのチャンネル登録者数は1500万人!!
若くして年収一億は当たり前に稼ぐ、セレブの一員となったのです。
その人気と収入という結果が彼らを天狗にしたのでしょうか、2人のおふざけはエスカレート。
ついには弟のジェイクが警察沙汰を起こしてしまいます。
更にはジェイクの彼女をローガンが横取りして兄弟喧嘩が勃発。
よそでやってよ…。
さて、そんなこんなでセレブリティな噂も不名誉な噂も豊富なお2人。
実際、世間の人はどんな風に思っているのでしょうか?
後編に続く!
歌詞が怖い⁈SHOWROOMでも話題の乃木坂46「インフルエンサー」
歌詞が怖い?!楽曲「インフルエンサー」
www.youtube.com
2017年日本レコード大賞を勝ち取ったことで話題の、乃木坂46が歌う「インフルエンサー」。
AKB48の公式ライバルとして登場した当時、筆者は「売れないだろ…」と思っていました…スミマセン。
ところがですよ。毎年当たり前のようにAKB48が受賞していた日本レコード大賞をついに奪取!
受賞した楽曲「インフルエンサー」は「僕」にとって「君」は影響を与える究極のインフルエンサーである、というような歌詞になっているのですが、これが若干怖いと密かにネットで話題に。
「君」というインフルエンサーに対する依存を皮肉った歌詞と捉える向きや、どう頑張っても手の届かない「君」=アイドルとの関係を皮肉った歌詞といった考察が浮かんでいるようです。
確かに、「インフルエンサー」という単顔が無ければ、ただの恋愛依存の歌詞にも思える気がしますね…。
乃木坂46もインフルエンサーとして活躍中!ライブ配信アプリ「SHOWROOM」
当ブログでも紹介しているように、「インフルエンサー」とはタレントやモデル、YouTuberやインスタグラマーなど、広い意味を持っています。
日本レコード大賞という国民的な賞を受賞した乃木坂46も、アイドルという立派なインフルエンサーですよね。
そんな乃木坂46のメンバーも活躍中のライブ配信アプリが「SHOWROOM」。
www.showroom-live.comなんと2017年上半期の段階で、動画配信サービスとしては「NETFLIX」「ニコニコ動画」を抑えての収益1位を記録していたんですね。
www.advertimes.comその秘訣は「応援しやすい仕組み」「ファンが一緒に楽しめる仕組み」なのだそうです。
SHOWROOMではファンが有料で購入したアイテムを配信者に贈る「ギフティング」というシステムによって、配信者が収入を得られるようになっています。
「ギフティング」によって得られるポイントを換算して、収入にしているようですね。
勿論トークルームで配信者と交流できたりと、ファンにも嬉しい仕組みもあります。
楽曲「インフルエンサー」の歌詞のように、「距離が縮まらない」なんてことはないんですよ…むしろ縮まる!
(これが言いたかった)
「ファンが一緒に楽しめる仕組み」として、一緒に盛り上げるイベントも多数開催。
やっぱりファンも見ているだけじゃつまらないですもんね。
イベントによっては新たなスターが誕生していることも!
月収1000万を稼ぐユーザーも
乃木坂46を始め多数のアイドルやタレントが配信している点が注目されがちですが、意外や意外。
ランキングの上位に名を連ねるメンバーの大半は、もともとは細々と活動されていたところから一気にファンを増やした方ばかりなのです!
過去には月収1000万を稼ぐ方も…?!
mag.app-liv.jp有名配信者の共通点は、やはりファンとの密なコミュニケーション。
ユーザーからの声には、ファンにやさしいという言葉が良く見られます。
因みに1位のMAYAさんはもともとYouTuberとして活動されている方。
SHOWROOMを始めたことでファンが増え、SHOWROOM内のイベントでグランプリをとったことがきっかけで、2017年11月にはメジャーデビューも果たしています!
youtu.be
まとめ~誰もがインフルエンサーになれる時代~
どんなに離れていても 働き掛けるその力~楽曲『インフルエンサー』より抜粋~
ファンがいなければ生まれなかったスターもいるかと思うと、SHOWROOMはファンもインフルエンサーになれる仕組みということ。
誰でもインフルエンサーになれる…あの歌詞ってそんな意味もあるのでは?
YouTubeやインスタグラムに比べて遥かに早いスピードでインフルエンサーとなれる可能性を持ったSHOWROOM。
乃木坂46のファンの方もそうでない方も必見です。
ライブコマースの評判と展望~24.5億円の資金調達のワケ~
インフルエンサーに関する話題をピックアップ!
新年1発目もライブコマースの話題をお送りします。
ライブコマース元年と言われた2017年。中国での成功を機に数々のサービスがスタートし、ライブコマースは2018年注目される話題の一つにも数えられています。
更には、2017年12月、ライブコマース用のアプリ「Live Shop!」を手掛けるCandeeが、24.5億円の資金調達をしたことが話題になりました。
ここまで期待をかけるライブコマース、そのスタートアップとなった2017年を経て、今後どのような展開を見せていくのでしょうか。
日本国内のライブコマースといえばココ
ひとまず、日本国内の主なライブコマースをおさらいしておきましょう。
11月にもパネルディスカッションをおこなった3社、Candee、メルカリ、BASEです。
Candee
ライブコマース用のプラットフォーム、「Live Shop!」を立ち上げ、国内でいち早くライブコマースに参入した企業です。
もともとは動画制作・配信に特化した企業で、社長の古岸氏、副社長の新井氏はエイベックス出身。
社長は履歴書には書けないような経験を積んでこられた方だとか…。
ライブコマースに参入したのは、「ソーシャルビデオ革命を起こす」という目標に沿っていたからのようです。
広告以外のマネタイズ手段をつくる目的もあったとか。
メルカリ
言わずと知れたフリマアプリ。ゼロから作り上げた「Live Shop!」と異なり、こちらはメルカリの出品方法にライブ配信が加わったという印象です。
設立は2013年。2016年、実に設立から3年目にして、社長の山田氏は「日本の起業家BEST10」の堂々1位に輝いています。
Twitterのアカウントもお持ちで、フォロワー数は何と160万人超え!更新がかなりマメらしいです。マメな男性はモテますね。
BASE
こちらもメルカリ同様、既存のサービスからライブコマースに参入した企業。もともとは誰でも簡単にネットショップが開設できるように、と立ち上げられた会社です。
大学を中退して起業に取り組んだ鶴岡社長は、設立当時の2012年時点で22才!2018年現在でも28才という若手も若手。
Twitterで資金調達、社内は恋愛禁止など、ユニークなエピソードに事欠かない方です。
売れる理由、売れない理由
実際問題、1番気になるところはここだと思うんです…
ライブコマースって売れるのか?
日本では2017年に話題になったばかりで、しかも大半が芸能人のみ配信可能だったこともあって明確なデータはないものの、売れる人と売れない人、二極化しているようです。
では売れる人の特徴とは何なのか?
それはどうやら、如何に「ライブ慣れ」しているフォロワーがいるかどうか。
ライブコマースの最大の魅力は、配信者と生のやり取りができること。
中国で成功したのは、偽物か否かを判断できるという点にあったようですが、日本でもその側面はあるとはいえ、どちらかといえば著名人と直接やり取りできる、信頼できるところから購入できる、という点に重きを置いているように思えます。
確かに自分が初めてライブ配信を視聴する側になったら、積極的にコメントしたりして参加できるかというと…ちょっと自信はないかも。
そこでライブ慣れしているユーザーがどんどんコメントしてくれたら、自分もやってみたくなりますよね。
こちらの記事によると、ライブコマースで重要なのは単なるフォロワー数ではなく、生きたフォロワー。
配信者と信頼関係があり、積極的にライブに参加する人がいることが重要になってくるようです。
これからのライブコマースは
今後、ライブコマースはEC業界においてどんな展開を見せるのか。
上記「猛烈に売れるインフルエンサーは100人もいない」によると、ライブコマースの成功に必要なのはコミュニティなのだそうです。
それも信頼できる、生きたコミュニティだと筆者は感じています。
配信者とユーザーの間に信頼関係があり、共にライブをつくる仲であること。
ライブコマースはユーザーも一緒に参加して、影響を与えていけるツールになると思いました。
2018年もライブコマースから目が離せませんね!
AmazonTube(アマゾンチューブ)とは?みんなの声を聞いてみた
インフルエンサー関連の話題をピックアップ!
今回はコチラの話題です。
新サービス「AmazonTube」と商標登録!AmazonがYouTuber市場にも殴り込みか?
一瞬冗談かと思いました。
どうやらアマゾンがYouTubeのような動画配信サービスを始める可能性がでてきたようです。
あくまでAmazonTubeという商標登録が行われただけであり、正式にサービスの発表があったわけではありませんが、一部では早くも話題になっています、
降って沸いたこのニュースに、世間はどんな反応を見せているのでしょうか。
AmazonTubeとは
まだ詳細は明らかではありませんが、ワイヤレス接続で見れる録画済みの音と映像、勿論ダウンロードは不可。
テキスト、データ、画像、動画、写真などがシェア可能なモノ、と定義されているようです。
確かにこれはYouTubeのサービスそのものですね。
喧嘩を売っていると思われても仕方ないのかも…。
とはいえ、今更YouTubeのような強敵を相手にして勝ち目はあるのでしょうか。
AmazonTubeのメリット
天下のAmazonが動画配信に乗り出せば、当ブログでも紹介したライブコマースや商品紹介系のYouTuberと相性が良いのでは、という見方も。
また、すでにYouTubeは動画の趙大型コンテンツ。今からYouTuberを目指しても厳しいけど、AmazonTubeなら参入しやすいのでは!と考える人も多いようです。
Amazontubeなるものが出来るのか?
— モモロロ (@momororosaikoro) 2017年12月26日
こりゃAmazontuberになって一攫千金狙いまっせ
おや、この方も。
来た!面白くなりそう。
— ラファエル (@R48352790) 2017年12月23日
1番最初に参入してやる😄
本当に好きなことが出来るサービスになってほしい。https://t.co/W0GjTE32pr
実際、現在YouTubeでは違反対策のためにポリシーを強化したり、違反ビデオ対策なども大幅に行ったこともあり、大量のYouTuberが離れていきつつあるのだとか。
とはいえAmazonはダイレクトに購入につながるわけですから、YouTubeより一層信頼性が問われるのでは…と思うのは筆者だけでしょうか。
それより気になるのは…
しかしこのニュースを見ていて若干気になったこと。
AmazonとGoogleのバトルが激化 ユーザー不在の締め出し合戦へ
あれ?Amazonは通販サイトでGoogleは検索エンジンだよね?と思ったのですが、実際米国においてAmazonはGoogleと肩を並べるほどの検索エンジンと化しているようです。
参考:【米国】Googleに替わり、Amazonが検索エンジンになっている
2017年12月5日の撤退とAmazonTubeの商標登録が同日であることから、遂にAmazonがGoogleに喧嘩を売った!とネットではそこが注目されています。
果たして決着がつくのでしょうか。
いや、それよりも筆者も含め何人かが気になっていることが。
AmazonがYoutube対抗サービス展開するのはまぁそうかという感じだけど「Amazontube」というネーミングは無いだろ…
— 凍ってない方のアカウント (@syuu1228) 2017年12月21日
それな…
いずれにせよ、今後も注目していきたいですね。
ハムスターでもフォロワー2万人⁈その秘密とは(後篇)
昨年度より始まった、インフルエンサーアワードジャパン2017。
こちらの動画部門でグランプリを獲得した、キンクマハムスターのうどんちゃんの魅力に迫ります。
ハムスターがモデルに?!モニターとしても活躍
飼い主さんにはうどんさん・うーさんと呼び親しまれているうどんちゃん。
なんとその可愛さのあまり、企業からのモニターもやっています。
それもオシャレな時計の代表格、Daniel Wellington!!
うどんちゃん (@udonchan0920) • Instagram photos and videos
しかしながらハムスターをそんなオシャレな時計の時計置きにするという飼い主さんの発想力…。
筆者も初めて知りましたが、Daniel Wellingtonのモニターというのは応募自体は誰でもできるのですね。
うどんちゃんのインスタでは、期間限定で安く買えるクーポンも記載されています。
ただ、実際に企業にモニターをお願いされるには、商品紹介にふさわしい影響力があること、すなわちフォロワー数が多いことが求められます。
うどんちゃんはハムスターで、しかも寝てるだけなのにもかかわらず、モニター審査に受かってしまったようです、なんという影響力。。
さらにはオーダーメイド革小物のブランドJOGGOまでも!
お、オシャレ…
こちらは期間限定でモニターを募集することもあるようですが、うどんちゃんの場合は企業から声がかかったとのこと。
くどいようですが、うどんちゃんは寝ているだけです。
寝ているだけで名前入りのオリジナルグッズをゲットしています。
designed by Udonchan…?!寝てるだけやん…!
可愛いは正義とはこのことか。
ぶさかわいさ爆発のLINEスタンプも
実はうどんちゃん、LINEスタンプも出しています。しかも2回も。
見れば見るほどぶさいくで可愛い…。
自分の日常の姿がどこかでお金になっているなんて、当人(?)は思いもよらないでしょうね。
というか、うどんちゃんにはそんなことには目もくれず、今日も豊かに眠りこけていていただきたいと思うのでした。
うん、幸せそう。
何だか筆者もハムスターを飼いたくなってきましたよ…!