インフルエンサーどっとこむ

今話題のインフルエンサー(YouTuber、インスタグラマー)が、これから社会でどんな活躍を見せるのか?気になるニュースをピックアップして掘り下げていきます☆

俳優の山田孝之さんがCIOに就任。me&starsって何?

インフルエンサー関連の話題をピックアップ!
再びライブコマースについてです。

ライブコマースという言葉やサービスにはあんまり馴染みがないぞ、という方でも、このニュースは見たことがあるのではないでしょうか。

“スター”をライブコマースに活用—山田孝之が取締役として就任する「me&stars」。
 

japan.cnet.com

 

2017年9月、かの俳優・山田孝之さんが、トランスコスモスという会社の取締役CIOに就任したというニュースです。
ニュースが発表された時は否定的な意見も飛び交っていましたね。

山田孝之さんのことだから、それすらも宣伝に利用されている気もしますが…。

ですが今までもゲーマーとしての一面を見せるCMが話題になったり、スパムメッセージを退治したり、俳優の枠を超えて活躍してこられた山田孝之さん。
期待する声も続出しています。
 

Twitterの声

https://mobile.twitter.com/happy2424ponpon/status/920578474724569091

 

さて、ではそんな山田孝之さんが取締役CIOに就任した「me&stars」(ミーアンドスターズ)とはどんな会社なのか?
簡単に言うと、ライブコマースのプラットフォーム事業、ライブコマース専門の会社といったところです。

メルカリなどと異なるのは、ここで販売されるのがモノではなく「時間」「体験」などのサービスであること。一部モノもあるようですが…。

参考記事:トランスコスモスインフルエンサーのプレミアムコンテンツをライブ販売するミーアンドスターズ株式会社を俳優の山田孝之氏と設立

www.trans-cosmos.co.jp

 

思えばAKB48ももいろクローバーZの人気の秘密も「会いに行けるアイドル」というコンセプト。
やはり憧れのアイドルやスターとお近づきになりたい…というのは、ファンの心理として当然といえるかと思います。


Twitterの声 

https://mobile.twitter.com/CHAMELEON_1105/status/905710163457335296

 

そんな思いを叶えるのが「me&stars」。ライブコマースが中国で大成功を収めた理由も、一つはそこにあるかもしれません。
2017年11月にはついに第一弾のサービス内容が発表されました。

参考記事:山田孝之が“1日受付”する権利をオークションで販売「企業でも、結婚式でも…」

m.newspicks.com

 

まさかの1日署長ならぬ、1日受付。

この権利を得るのにライブ配信を行い、即時に購入できるようになるようですね。

ライブを見られるアプリ自体も2018年1月末頃にスタート予定とのこと。今後の情報にも注目です。   

YouTuberヒカルが復帰!したものの低評価の嵐?炎上騒動をまとめてみた

2017年11月18日、YouTuberのヒカルがTwitter上で復帰を宣言しました。

9月の炎上騒動による活動休止から実に2カ月半ぶりです。

 

本人のTwitter

 

 

▼そもそもYouTuberヒカルとは

ヒカルはチャンネル登録者200万人を誇る、人気のYouTuber。

髪の色を真ん中で黄色と黒に染め分けた、ミスタードーナツエンゼルフレンチを彷彿とさせる髪型がトレードマークです。

動画やTwitterエンゼルフレンチ購入率を見るに、炎上さえなければミスタードーナツの宣伝に起用されていたのでは…?

ちなみに本人曰く、職業はカリスマ

玉座につく王様

世の中に溢れる素朴で、しかし誰もやらないような検証をするのが動画の特徴です。

YouTuberとして活動し始めてから4年間の収入は3億円にも上るとか!

 

参考:人気YouTuberヒカル、収入を告白「おそらく3億円」高額理由も分析

mdpr.jp

 

 

こちらの記事によるとこれまでの検証費用は5000万円にもなるそうで…

3億という収入はそれだけの時間と資金を投じただけのことはある、といえるかもしれませんね。

 

▼そもそも炎上騒動とは

活動休止の原因となったのは、仮想株式VALUを利用した詐欺行為ともいえる彼らの行動でした。

参考:【大炎上】YoutuberヒカルVALU騒動→詐欺疑惑で無期限活動停止 

matome.naver.jp

VALUビットコイン、仮想通貨を利用した疑似株式を発行し、自分の価値を売買できるというサービス。

YouTuberとして名を馳せていたヒカルを始め、同じく著名なYouTuberのラファエル、いっくんは価値が高騰したトコロで告知もなく売却。

結果的にVALUは大暴落。多数のVALU保有者が打撃を受け、ヒカルらは数千万円の利益を得たといいます。

 

本人達曰く「動画の企画でやった」ということですが、実際に利益を得ていたのは事実で、信用が下がったことはいうまでもありません。

ついでに本人たちの信用も大暴落したというわけですね(誰がうまいこと言えと) 

 

▼復帰したものの…?

Twitterで復帰を宣言するとともに、ヒカルは動画もアップ。

 

動画:あれから2ヶ月半が経ちました…

www.youtube.com

 

「待っていました!」「応援しています!」の声もありますが、これがまさかの再炎上している模様です。Youtubeの評価を見ても、高評価11万に対し低評価20万!(12月1日時点)

休止期間を経て、VALU騒動前の収入に戻れる日は来るのでしょうか。

戻ったとしても、そこまでかかる期間を考えると、VALUで得た利益など無いに等しい気もします。

 

それだけ人の信用を得るということはシビアであるということ。

VALUを扱っている株式会社VALUの社長も、「こうなることがわかっていて、何故こんな行動をとったのかわからない」と首をかしげていたと言います。

 

実際問題、そこまで予想していなかったかもしれませんね。

VALUというサービス自体未知数ですし、なんとなくの流れでこうなっちゃった、なんて如何にもYouTuberらしい気もします。

 

この騒動→復帰を経て、ヒカルはどこまで向かうのか…というか、これを乗り越えたら世間のYouTuberに対する見方も変わってくるのでは?

今後も目が離せませんね!

皆も始めてる!GU(ジーユー)、Facebook(フェイスブック)も

インフルエンサー関連の話題をピックアップ!

2018年トレンド入りすると予測されているサービス、ライブコマースについて取り上げています。

先日より日本国内のライブコマースを紹介していますが、なんと身近なアプリでもいつの間にかライブコマースに参入していることが発覚!

驚く人のピクトグラム

SHOPLIST.com byCROOZ

shop-list.com

こちらはプチプラアイテムが多いことで話題のECサイト

MEGAセールに合わせ、以前に紹介したLive Shop!で商品紹介の動画が配信されたそうです。

※プチプラ=「プチプライス」の略。概ね、高級品ではないが安くて良い品という意味。

 

SHOPLIST Live

liveshop.jp

アプリから視聴するとコメントができ、配信中にアンケートを実施したりと、視聴者も番組に参加できるようです。

やはりここでも、Instagramで影響力を持つインフルエンサーの方を採用していますね。

 

 

GU

GU CURATORS ROOMーあの人と、友達みたいに話せる、買える。

www.gu-japan.com

今やプチプラファッションの代名詞ともいえる、GU(ジーユー)。

期間限定でライブコマースを配信したようです。

 

通常のライブコマースと異なるのは、iPhoneのSiriのようにアプリをダウンロードすればいつでも部屋の住人たる著名人と会話できるというところ。

9月4日から10月15日までは女優でモデルの泉里香さん俳優の吉沢亮さんと話せる、ということでファンの間ではかなり盛り上がっていたようです。

 

NAVERまとめ:GUアプリで吉沢亮が「飼える」と話題に

matome.naver.jp

みんな落ち着いて…

こんな意見も。この視点は販路が広がるのでは?GUさん、どうかご検討ください。

 

他にもライブ配信が可能となったFacebookや、ハッシュタグから直接購入できるようになったInstagramなど、インフルエンサーが発信する情報がそのまま購買に直結する仕組み、一般の人でもインフルエンサーとなって稼いでいけるかもしれない仕組みが広まってきているようです。

 

FacebookFacebook Live

ja-ks.facebook.com

 

筆者はライブ配信自体知らなかったんですが、結構みなさん使ってるんですね!

え、まじ?

 

Instagram

一般の方が予想できるくらいですし、参入しそうですよね。

 

著名人とコミュニケーションがとれるって、やはり大きいようです。

 

オマケ:誰でも発信できるという利点から、ちょっとしたアクシデントも。

あらら…

 

こんなにもリアルに発信できる環境が整い始めているとは!

今後の動きに注目ですね。

日本国内のライブコマース③~誰でもインフルエンサー編~

新たなネットショッピングのカタチ、ライブコマースについて!

前回はインフルエンサーが中心の、日本国内のライブコマースをご紹介しました。

今回は一般の人でも簡単にライブ配信ができ、インフルエンサーになれる可能性があるアプリをご紹介。

ひじを付いて考える人

 

Laffy(ラッフィー)

laffy.live

「作りながら売ろう」がコンセプト。

商品そのものだけでなく、その制作過程や製作者の人柄も知って買うことができる、という感じでしょうか。

手芸する動画では「こんなのつくれますか?」と視聴者が出品者にリクエストすることも可能です。

手芸品に限らずイラストや音楽も対象としているようなので、クリエイター系のYouTuberが参入する可能性もありますね。

 

CHIPS(チップス)

apptopi.jp

 

女性向けライブ配信アプリ。

8万人のフォロワーを持つインスタグラマー、亜里沙さんを始めとした有名インスタグラマーさんが多く使っていることでも話題になっています。

自分で配信もできるので、今から始めればアナタもインフルエンサーになれるかも!

 

メルカリチャンネル

https://www.mercari.com/jp/mercari-channel/

メルカリが人数限定で一般の方のライブ配信をスタートしたことはニュースにもなりましたが…

なんと、実際のレポがありました!

 

参考記事:32歳のおっさんがメルカリチャンネルでライブ配信したら10分で6品も売れた件

note.mu

(あれっ、、、32歳っておっさんなんですかね、、、?)

なるほど…

なんだか、一般人の筆者でもいけそうな気がしてきましたよ!

日本国内のライブコマース②~インフルエンサー編~

インフルエンサー関連の気になる話題をピックアップ!

2018年ヒット予測2位にランクインしている、ライブコマースについて特集しています。

前回の記事では、日本国内で実際にスタートしているライブコマースの中でも、芸能人を配信者としているサイトを紹介いたしました。

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ではでは、日本のターンその2!

こちらの2つはタレントさんだけでなく、もっと広範囲のインフルエンサーを動画配信に起用しているサイトです。

 

Live Shop!

liveshop.jp

 

運用開始:2017年

商品そのものより、メイク術やファッションコーデ術からPRしているサイトです。

動画もスタジオで撮影するなど、クオリティの高さにもこだわりが。

何より、インフルエンサー自身が紹介したい商品をおススメしているので、伝わりやすいようです。

視聴者もアンケートや抽選販売など、リアルに参加できるようですよ。

 

MimiTV

mimitv.co.jp

運用開始:2017年

こちらもメイク術やヘアアレンジなどがメイン。

一つ一つの動画が短く、サクサク見れるのが特徴です。

YoutubeInstagramFacebookなどでも登録者多数。

こちらはライブ動画ではないので直接やりとりできたりするわけではないようですが、動画で気になった商品をすぐに買えるようにリンクを紹介してくれています。

 

ふむふむ。

どちらも運用を始めて半年と経たないサイトですが、今後メイクの仕方やヘアアレンジなどを得意とするYouTuberやインスタグラマーの起用が予想されますね。

そして中国でのライブコマースが注目された一番の要因は、実際に人気の出た配信者の中には数億稼いだ人がいるという事実。

 

参考記事:2時間で3億円を売り上げるタオバオ生中継(淘宝直播)とは?

www.chinabusiness-headline.com

 

これが現在インフルエンサーが流行っている、YouTuberに憧れる子供が増えている要因のひとつとも言えます。

それなら自分も動画を配信してみたい!

次回はそんな方のためのライブコマースサイトを紹介していきます。

日本国内のライブコマース①~芸能人編~

 前回は中国のライブコマースを紹介しました。

coffeebitterbetter.hatenadiary.jp

 

というわけで、ここからはいよいよ日本のターン!実際にどんなライブコマースが展開しているのでしょうか?

 

サラッと調べてみただけでも、サイトごとにかなりの違いが出ているようですね。

今回は芸能人を起用しているサイトに注目しました。

 

1.SHOPROOM

www.showroom-live.com

運用開始:2016年

こちらはもともと、アイドルのストリーミング動画を中心に配信している「SHOWROOM」から派生したサイトです。

タレントの福井仁美さんと中北成美さんが、北川景子さんのドラマ着用衣装と同ブランドの商品をライブ配信で売り切ったことで話題になりました。

タレントさんやモデルさんが配信者の中心となっていますが、今後はその枠も広がるかも?

話題性のある商品を扱っているのが特徴のようです。

 

2.メルカリチャンネル

https://www.mercari.com/jp/mercari-channel/

運用開始:2017年

言わずと知れたショッピングサイト、メルカリから派生したサイト。

一般の方が出品できることで有名ですよね。

実際、筆者の知人でもメルカリに出品することでお小遣い稼ぎしている方もいます。

2017年よりライブコマースへの参入を発表。

まずは芸能人が配信してみることから始めました。

 

参考記事:メルカリがライブコマースに参入――まずは芸能人やタレントが登場、順次対象ユーザーを拡大予定

jp.techcrunch.com

一般の方も動画が配信できるようになりましたが、2017年8月時点では抽選に当たった方のみとしているようです。

 

とはいえ、これだけでは「やっぱり芸能人だからな~」って思うかもしれません。

次回は一般人よりは影響力のある、インフルエンサーが中心のサイトを見ていきます。

中国のライブコマース

さて、前回の記事で、ライブコマースを発展させること自体がYoutuberをはじめとしたインフルエンサーの質を高めることにもつながる、ということは理解いただけたでしょうか。

ここからは実際にどんなライブコマースがあるのか、見てみたいと思います。

 

まずは成功例である、中国のライブコマースから。

歴史を辿ってみると、もともとはゲーム実況から始まったようです。

 

参考記事:稼いでいる人はもう始めている!

monipla.com

 

動画配信者であるゲーマーとのやり取りが芸能人対象に広がっていったり、自分も発信してみたいという人が増えていったという流れ。

そこから配信者が商品の紹介をしてサイトに繋ぎ、購入が発生したら収入を得る、というスタイルが生まれ、ついにはサイトと動画配信者がタッグを組んだ「ライブコマース」が誕生したようです。

 

ライブコマースに参入している企業は多岐に渡りますが、中国で代表的なものは以下の2つ。

 

1.淘宝網(Taopao/タオパオ)

world.taobao.com

運用開始:2016年

1次審査、2次審査を通過してはじめて登録でき、自分で動画配信ができる。配信者の信頼性を意識したつくりになっています。

このサイトをきっかけに有名になった動画配信者もいるのだとか。

 

2..蘑菇街(モグジェ)

www.difa.me

運用開始:2016年

中国で利用者が1億3000人を超えると言われる、大型のeコマースサイト。

有名ブロガーがライブ配信を行ったことで、売り上げが67.3%アップしたと話題になりました。

 

1.のタオパオは中国の大手eコマース企業・アリババの傘下にあるサイトです。

ライブコマースの可能性に目をつけ、即行動に移したところはさすが中国の大企業といったところでしょうか。

 

では果たして日本のライブコマース市場はどこが制するのか?!

次回以降は日本のライブコマース参入企業を掘り下げていきますよ~~