fanicon(ファニコン)アプリで活躍中のインフルエンサー名鑑①
インフルエンサーに関する話題をピックアップ!
引き続き、faniconの話題を追っていきます。
前回の記事では、マイクロインフルエンサーへのアプローチが重要になってくる2018年において、faniconが注目されるのではないかという話にも触れました。
では、実際にfaniconではどんなインフルエンサー達が活躍しているのか?
数回にわたって紹介していきたいと思います。
中でも今回は、THECOOの事務所に所属していて、faniconの中心となって活躍中の方々。
1.ゲーム実況代表!ドズル
と、検索するとガンダムのドズル・ザビが出てくるんですが違う、アンタじゃない(笑)
こちらのイケメンお兄さん。
(faniconトップ画像より転載)
仕事:YouTuber
所属:STUDIO COUP
得意分野:ゲーム実況
コミュニティ名:ドズ主プロジェクト
月額:480円
「クラッシュ・ロワイヤル(クラロワ)」「クラッシュオブクラン(クラクラ)」というゲームの実況動画で活躍中のYouTuberさん。
丁寧な実況とイケボ(=イケメンボイス)が人気を博しているようです。
会社員として働きながら動画制作も行っていたそうですが、2017年4月からは専業YouTuberに転身。
「ドズ主」とはドズルさんを応援する人たちのこと。ドズルさんにとってはファンというより共につくっていく仲間、という感覚のようです。
月に1回、「ドズ主総会」や「オフ会」を行っており、ユーザーはそれらの活動の企画から関われるのだとか。
これはファンにとってはたまらないかもしれませんね。
faniconをスタートしたときは「金儲けに走った」という批判もあったようですが、今やfaniconを代表するコミュニティの一つとなっているようです。
電車は動いていませんが無事に帰れると信じています 笑
— zeeroo (@zeeroo5312) 2018年2月4日
オフ会お疲れ様でした!飲みも含めてめちゃくちゃ楽しかったです!#ドズ主 #ドズ主オフ会
電車がなくなるほど楽しめた模様(笑)。
2.多才な美女!福山あさき
転載元
http://ww.cover-s.jp/model/2017/03/post-345.php
仕事:モデル、インスタグラマー、声優YouTuber
所属:HUIT MORE
得意分野:ファッション、声動画
コミュニティ名:アサキの実
月額:800円
「あさ姉」の愛称で親しまれている福山あさきさんは、そのルックスを生かしてモデルやインスタグラマーとして活躍。
一方、声優学校に通っていた経験を生かしたYouTubeチャンネル「ASAKI CHANNEL」を開設し、そこで配信しているボイスドラマも話題になっています。
雑誌やCMなど活躍の幅を広げ、多忙なあさきさんと交流できるfaniconのコミュニティ「アサキの実」は、ファン同士の交流も盛んな暖かいコミュニティの様子。
あさきさん自身も、インスタグラムやTwitterにあげないような限定ショットや、変顔も受け入れてくれるマイホームのようだと感じているそうです。
アサキの実に入って丁度1ヶ月だ!
— れーた🐿 (@sht_67xxx) 2017年12月27日
入ってよかった。みんな優しいし、面白いし、普段見れないあさきさん見れるし(。・ω・。)
今日会議中、携帯の通知鳴りまくって焦ったけど…
(あ…今日も実は通常運転か)ってほんわかなった。
「マナーにしとけ」ってくそ怒られたがなw#アサキの実 #福山あさき
3.あったか家族!ふたば家
「ふたば家」というラーメン屋もあるそうですが別モノです。
(faniconトップ画像より転載)
仕事:YouTuber
所属:STUDIO COUP
得意分野:ゲーム動画(マインクラフト)
コミュニティ名:ふたば家
月額:480円
ふたば家は28(ふたば)さんと72(なつ)さんの夫婦が運営しているYouTubeアカウント。
マインクラフト動画が話題で、高い評価を得ているそうです。
マインクラフトは簡易的なコンピュータゲームで、ヒカキンさんを始め多くのYouTuberが実況動画をアップしていますね。
faniconでは家族のようなあったかいコミュニティをめざし、2人と一緒にまったりゲームできたり、トークを楽しむことができたりすることが魅力となっているようです。
こんばんは〜今、見に行ってきたら、やっぱり届いてました〜!嬉し過ぎです‼︎
— YouTube John🐶 (@YouTubeJohn28) 2017年10月4日
何度見ても可愛すぎます😍😍
やっと手にできて良かった‼︎
大事にします。そして、ふたばさん、なつさん、THECOOさん、faniconさんありがとうございますm(_ _)m #ふたば家 #ふたば家会員証 pic.twitter.com/I7evjm0k6n
まとめ
ツイッターの声とか見ていると本当にあったかいコメントが多くて、見ているこちらも癒されます…!
さて、ですがfaniconはこのままでは終わらない!
今回はTHECOO関連のインフルエンサーさんをご紹介しましたが、こんなあったかいファンコミュニティを世のインフルエンサーが黙っているはずはない?!
というわけで、次回はアノ有名人もfaniconに参戦している?!と驚きのインフルエンサーたちを紹介します。
fanicon(ファニコン)がアツい!2018年注目のアプリはこれだ!
インフルエンサーに関する話題をピックアップ!
以前、当ブログでも紹介したアプリ、fanicon(ファニコン)についてです。
coffeebitterbetter.hatenadiary.jp
当時はアプリがリリースされて1週間ほどだったので情報も限られていました。
12月7日のリリースから2ヶ月が経とうとしている今、faniconとは何なのか、そして何故注目すべきか?
ちょっと見ていきたいと思います。
運営しているTHECOO(ザクー)株式会社って何者?
ファニコンを運営しているのは、THECOO(ザクー)株式会社。
一体、何者なのか。
↑↑これはザク。
THECOOは、グーグルや広告代理店での営業経験を積んだ人材を中心に、2014年に設立された会社だそうです。
事業の中心はインフルエンサーマーケティング。
主に企業向けのサービスが中心のようです。
【マーケティングコンサル事業】
インフルエンサー起用を考えている企業をサポート。
・iCON Suite:広告代理店向けの分析ツール。フォロワーの興味・関心を見える化!
・iCON CAST:YouTuber、企業向け。YouTuberと企業との橋渡し。
・RIPPLY:インフルエンサーマーケティングに特化した、デジタルメディア。
【インフルエンサーマネジメント事業】
インフルエンサー事務所の運営。MCNみたいな感じですかね。
・STUDIO COUP:ゲーム実況者に特化
・HUITMORE:ファッション、美容系に特化。どちらかと言えば女性インフルエンサー向け?
faniconはどうやら、THECOOとしては初の一般向けサービスのようです。
アプリ運営にもかなり力を入れているようで、満足度は☆4つ。
「対応が神!」という声も多く見られますね。
しかもユーザーコメントに対するフォローも手厚い…
(Google Playのアプリページより)
ホームページやブログを見ても、社員の方が生き生きと仕事されているのが伝わってくる会社です。
2018年はfaniconの時代?!
さて、様々なサービスを展開しているTHECOOですが、筆者が一番気になったのはコレです。
広告業を営んでいるわけではない筆者でも、人々がどんな関心を持ってインフルエンサーの発する情報を見て、フォローしているのかは気になります。
Twitterやインスタ、Facebookなど何がしかのSNSをやっている方は、「なんでこの人、自分をフォローしたんだろう…」という経験が多々あるのでは?
iCON Suiteはそれを分析するツール。インフルエンサーのフォロワーがどんな関心を持っているかを知ることで、そのインフルエンサーをどの広告に起用するか戦略を立てていけるというワケですね。
ちょいちょいお伝えしているように、フォロワーを増やすだけだった2017年を経て、2018年はより反応のあるフォロワーを持ったマイクロインフルエンサーの存在が大切になっていくと言われています。
そこで思いました。もしかして、だからfaniconが生まれたのでは?
faniconのインフルエンサー、アイコンは、マイクロインフルエンサーそのもの。
コアなファンを中心としたコミュニティづくりを掲げるfaniconは、まさに2018年に大注目のアプリのひとつと言えます。
因みにiCON Suiteがリリースされたのは2017年5月。ここでフォロワーの関心を知ってアプローチすることの大事さに気付けるわけですが、faniconはリリースこそ12月とはいえ、2017年3月から運転自体は行っていたようす。
当時からマイクロインフルエンサーの必要性を感じていたとしたら…
THECOOの先見の明、ヤバくないですか?
まとめ~faniconはみんなにお得なアプリ
faniconを利用すれば、企業はマーケットを知ることができ、
faniconを利用すれば、インフルエンサーはコアなファンを獲得することができ、
faniconを利用すれば、ユーザーは大好きな有名人と繋がれる。
よく考えたらすごいアプリですね、これは。
年が明けてからも、インフルエンサー達が続々とコミュニティを立ち上げているようです。
フォロワー様が徐々に増えきて嬉しいな💕
— 竹井玲那 ʚアイドルカレッジɞ (@ic_ReinaTakei) 2018年1月28日
ありがとうございます!!
もっともっと増えたらいいな🙈💕
そしてfaniconもぜひぜひよろしくお願いします✨
こっちには、すっぴんや歌動画などもUPしてるよ〜🎙https://t.co/QkMMs2ZgWz pic.twitter.com/GQtmRuUQZp
「宇宙戦隊キュウレンジャー」出演中!イケメン俳優の南圭介さん “会員制ファンコミュニティアプリ”「fanicon(ファニコン)」に参戦し自身として初のファンコミュニティを開設! https://t.co/LMi2QoANkh
— ある人の呟き (@movie_fansite) 2017年12月25日
ますます今後の展開から目が離せませんね!
中国のガッキーが可愛すぎる!中国の網紅に学ぶフォロワーを増やすコツ
インフルエンサーに関する話題をピックアップ!
今回はこちらの方の話題から。
やっぱり可愛いですよね!ガッキー!
と思いきや。こちら、中国の女子大生・栗子さん。
ガッキーこと新垣結衣さんにそっくりだと、日本では年始から話題になっています。
途端に、彼女のインスタグラムはフォロワー数が1万人から5万人に急増!
中国では彼女のようにネットで人気を博す人のことを網紅(ワンホン)と呼んでいます。
日本でのインフルエンサーに相当する方々のことですね。
中国といえばネット規制が厳しいことでも有名。さらには人口13億人という大国で、網紅として頭角を現すにはライバルも多い気がします。
そんな環境でもライブコマースを成功させ、日本にまで影響を及ぼす網紅たちは、どのようにフォロワー数を伸ばしたのでしょうか。
今回はそこを掘り下げてみたいと思います。
美貌が武器!外見で惹きつける
中国で流行って、日本にも取り入れられ始めているライブコマース。
コレが話題になった原因のひとつに、2時間で3億を売り上げたという実績があります。
その実績をたたき出したのが彼女、約400万人のフォロワーを持つ張大奕。
彼女はモデルでスタイリストだそうで、そのファッションセンスを真似したいというフォロワーが続出しているようです。
うむ、確かにキレイ。
結果として、中国のECサイト「タオバオ」において2時間で3億という実績をつくりあげたわけですね。
一方、冒頭で紹介した栗子さんは普通の女子大生。
テレビ出演も果たしていますが、爆発的な人気を誇ったきっかけは長かった髪をショートにしたこと。
そこから「ガッキーに似ている」との評価が一気に増えました。
因みにそっくり度はなんと96%!!
やはり見た目など目に見えるモノはわかりやすいし、拡散しやすいですよね。
本人はガッキーに似せるつもりはなかったようですが…
コンテンツが武器!面白さで惹きつける
お笑い芸人という職業があるくらい、人々の生活に笑いは必要不可欠。
日本のYouTuberも、上位を占めるのは面白い動画を上げている方が多いですよね。
しかしながら、日本のYouTubeは比較的子供ウケするようなおふざけ系が多いような気もします。
↓HIKAKINさん。顔(笑)
↓2017年動画再生数No.1のフィッシャーズ。これは子供ウケしそう。
中国で動画コンテンツと言えばこの人。最も有名な網紅と言われている、papi醤。
「醤」は日本語の「ちゃん」をもじっていて、「パピーちゃん」という意味なのだそうな。
専門学校で学んだ技術を生かした動画コンテンツが、面白いと評判なのだそうです。
確かにテンポが良くて引き込まれますし、クオリティも高い!
彼女の動画の前に入れる広告枠がオークションにかけられ、なんと3億で落札されたという、驚異的な影響力の持ち主。
3~5分とコンパクトにまとめた動画は、毒舌も効いていて多くのファンを魅了したようです。
ただ、言葉が低俗だと国から監視されるようになってしまいました…。うーん手厳しい。
体験が武器!内容の濃さで惹きつける
網紅と同様の言葉で「KOL(Key Opinion Leader)」という言葉もありますが、実際その違いは結構曖昧なんだとか。
個人的な印象としては、
KOL=トップインフルエンサー(広範囲に圧倒的な影響力を持つ人)
網紅=マイクロインフルエンサー(特定のコミュニティに影響力を持つ人)
という感じなのかなと思っております。
前回の記事でマイクロインフルエンサーを囲い込めというような話もしました。
網紅の中で一つの分野に特化しているのが彼女、J调de华丽。
旅行系ブロガーで、世界各国を巡った体験をブログにしています。
細かな写真や情報が豊富で、読んでいると行きたくなってしまうのだとか。
中国語しかないのが惜しいところですが…
日本の「やってみた動画」に通ずるものがありますね。
まとめ~秘訣はマメさ?
今回網紅について少し調べてみましたが、中国で影響力を発しているのはいずれも女性。
もちろん美しさで惹きつけることはできますが、大切なのはそれを継続していくマメさなのかな、と感じました。
中国でも視聴者の興味を惹こうと度を越した動画が増えてきているようですが、炎上して注目を浴びたとしてもそれらは一過性のモノにすぎません。
いま日本で人気のYouTuberは男性が多く、それも面白さを狙ったものが多いので、これから少しずつアプローチを変えていく必要があるのかも?
まあ、ローガン・ポールさんの件もありますしね…。
もうひとつ、フォロワーの多いインフルエンサーは返信率が高いという話も以前ちょこっと書きました。
coffeebitterbetter.hatenadiary.jp
中国の網紅に女性が多いのはそうした点もあるのかもしれません。
YouTubeだとどうしても一方的になりがちですし、双方向でコミュニケーションがとれるという点ではライブコマースが益々流行るのでは?
それもマメでファッションに敏感な女性が活躍できる場が増えるのではないか、と中国の網紅さん達を見て思いました。
大和男子はマメになるチャンスかも?
勿論、中国版ガッキーの栗子さんも、これから応援していきたいですね。
【本日配信!】ゆうこすがパルコ初のライブコマースに出演
インフルエンサーに関する話題をピックアップ!
本日はタイムリーなこちらの話題です。
Candee、パルコとライブコマース領域で協業。 “ゆうこす”と“rina”が福岡PARCOでセレクトした商品を、1月25・26日にLive Shop!を通して販売。|Candeeのプレスリリース
「モテクリエイター」として人気を博しているYouTuberゆうこすが、ショッピングセンターとタッグを組むという初の試み。
福岡PARCOから、ゆうこすとrina、ファッション系インフルエンサーの2人のセレクトした商品を、ライブコマースで紹介します。
視聴はコチラから。※無料登録が必要です
LiveShop!
最近はYouTuber関連で暗い話題が続いている気もするので、今回はゆうこすが何故ここまで人気なのか、彼女の動画にかける思いにも触れてみたいと思います。
“モテるために生きている”ゆうこす
まず、ゆうこすの来歴をサクッと紹介。
名前:菅本裕子
生年月日:1994年5月20日
出身:福岡県
2011年:HKT48に加入
2012年:HKT48脱退、料理タレントとして活動
2015年:ミスiD 準グランプリ受賞
2016年:YouTuberとして活動開始
誰にでもある「愛されたい!」という思いを素直に発信しているゆうこす。
ただのぶりっこだったら嫌われているかもしれません。
ですがどん底を経験しそこから立ち直った努力、一人一人のファンを大切にする姿勢が、多くの女性ファンを獲得しているようです。
男性ファンがほとんどだったアイドル時代に対し、現在ではフォロワーの8割が女性なのだとか。
菅本裕子、HKT48脱退「地獄の日々」からなぜ復活できた?「モテるために生きている」を掲げる真実 - モデルプレス
ライブ配信とECコマースにいち早く反応
メルカリなどのライブコマース参入が話題になったのは2017年の夏頃。
当時、ゆうこすはこんな記事も書いていました。
ゆうこすが「生配信」をこんなに重視する理由 | ゆうこす流SNSの新常識 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
この記事の4年前からLive Shop!内で番組を持っていたり、C CHANNELでも活躍していたゆうこす。
ECコマースから消費者が購入するためにはライブ配信、それも消費者と一緒に盛り上げていくことが大切だということにいち早く気づいていたようです。
まとめ
ライブ配信の先駆者ゆうこすと、ショッピングセンターがコラボするという初の試み。
過去の記事でもライブコマースは質が問われるという話を散々していますが…
ライブ配信の可能性に気づき、ファンを大切にしてフォロワー数を伸ばし続けるゆうこすが、その先陣を切るのは妥当と言えるかも。やるな、PARCO(そっち)
しかも「ライブコマース?Live shop?何やねん」と思っていた方も、PARCOなら身近に感じられそうです。
やるな、PARCO(やっぱりそっち)
ショッピングセンター内をゆうこすが歩きながらライブ、というのも面白そうですね。
ライブ配信限定アイテムや割引があるのも、ライブコマースの特徴。
!配信は本日18時から!
気になる方は是非チェック!
ライブコマースが日本ではやるための3つのヒント
インフルエンサー関連の話題をピックアップ!
ブログを立ち上げたときから筆者が注目しているライブコマースなのですが、ついにこんなところにまで派生していました。
まさかの車。しかも配信時間は夜間。
普段はお店に来る時間がない顧客にアプローチするべく、取り入れた試みだそうです。
車はお店に来て買うモノ、という概念を見事にぶち壊してくれました。
車というと高額ですから、さすがにその場でポチっと購入!という訳にはいかなさそうな気もしますが…
しかし車離れが進む昨今、動画を見てカッコイイ!と思わせたら勝ちかもしれません。
2018年のヒット予測にもランクインしているライブコマース。
既に様々な企業が参入し始め、日本でも徐々に浸透しつつあるようです。
今後中国のような爆発的ヒットを飛ばすには、どんなことが求められるのでしょうか?
①まずは見てもらうこと。しかし、「いいね!」だけでは「よくない」
ECサイトから直接購買に至る比率を「コンバージョン率」といい、ただの写真より動画コンテンツをサイトに載せた方がコンバージョン率がアップするという研究結果があるそうです。
それを考慮すれば、多角的に商品を見ることができ、直接やりとりしながら購入を決められるライブコマースが、EC業界を変えると期待されるのも理解できますよね。
そのためには、まず「注目されること」が大前提。
見てもらえなければ始まらない!
動画のクオリティの高さが求められます。
有名なインフルエンサーを起用したり、ライブ配信中のみ特別価格にしたりという差別化も大切ですね。
ここで気になるのが、実際どれだけの人が見ているのかをどう分析するか?という点です。
フォロワーの数?「いいね!」の数?
SNSをやっている方なら誰しも、自分の投稿に「いいね!」がついていて嬉しくなった経験があるでしょう。
個人的には「いいね!」の数は「これだけの人が見てくれたんだ」という証で、単なる自己満足の為のツールかと思っていました。
ですが、ライブコマースをはじめインフルエンサーの影響力を生かそうとするインフルエンサーマーケティングにおいて、「いいね」の数はさほど重要ではありません。
実際にアクセス解析してみると「いいね」の数とページを見ている人数に違いがあることがほとんどです。
わかりやすいのが昨年話題になったコレ。
フォロワーだって人間です。
ライブコマースにおいても、見たら買うようにプログラムされているわけではありません。
購買目的でライブ配信を見る人もいれば、ただライブ配信を見に来る人、好きなインフルエンサーを「いいね!」と応援しにくるだけの人もいます。
これではテレビと変わりません。
どうせライブを見たのなら買ってもらいたいのが企業のホンネ。
では、実際にライブコマースで購入しているのはどんな人たちなのでしょうか。
②マイクロインフルエンサーをフル活用。生きたファンをターゲットに。
マイクロインフルエンサーという言葉をご存知でしょうか。
定義はさまざまですが、フォロワー数の上限が5,000~10,000までの人をマイクロインフルエンサーとするのが主流。
これがですね、10,000以上のフォロワーを持つトップインフルエンサーの投稿より、10,000未満のフォロワーを持つマイクロインフルエンサーの投稿の方が反響率が2倍、という統計も出ているそうです。
何故かと言えば、マイクロインフルエンサーは特定のコミュニティに特化した存在であるからです、
例えば競馬で有名な騎手や馬は、競馬を良く知る人に影響を与えることはあっても、それ以外の人には価値を見出すことは困難です。
ライブコマースは主にファッション系や美容系の企業が参入している例が多く見られます。冒頭の車の例はかなりレアケース。
競合が多い中でも「カジュアル系」「可愛い系」などジャンルに特化したマイクロインフルエンサーとタッグを組めば、ターゲットを絞ってアプローチすることができるわけです。
誰だって、自分が好きなものをオススメしたいですよね。
トップインフルエンサーほど広範囲に影響を与えるようになると、企業に依頼される商品の幅も広がります。
分野に特化したマイクロインフルエンサーなら、自分の得意なものをオススメするので、専門性も高く想いのこもったアプローチが可能に。
冒頭の車のケースはレアではありますが、つまり一部の車ファンにとっては非常に価値があるということになりますね。
そうしたマイクロインフルエンサーの特質を知り、タッグを組んでいくことが今後企業に求められそうです。
インフルエンサーと言えどやはり人、ということですよね。
③価値のある勝ちルートを開拓。
やり取りはネットの上で行われるとはいえ、ライブコマースをつくっているのは人間です。
そして結局のところ、人が買う理由はコレ。
身もフタもないことを、、と思われるかもしれませんが、実際近年インフルエンサーが注目されているのはこの「なんとなくいい感じ」を伝えられるからだと筆者は思います。
だってはじめしゃちょーやHIKAKINが面白いと感じる理由や、ゆうこすがかわいい理由を説明できますか?
動画のクオリティも企業との協賛も、とにかく何でもやってみて、「なんかいいな」と思わせることができればこっちのもの。
インフルエンサー、企業、ユーザー、それぞれの組み合わさった勝ちパターンを見つけることが、ライブコマースの成功につながるのかもしれません。
まとめ
簡潔にまとめると、日本でライブコマースが成功するには、
①まず見てもらう
②マイクロインフルエンサーを活用する
③なんかいいな!と思われる
という3点が重要になってくるようです。
2017年はまさにライブコマース元年ともいわれ、インフルエンサーも影響力を発揮し始めた1年でした。
①についてはクリアすれば良いことは、みんなわかっているでしょう。むしろ行き過ぎて炎上してますし。
2018年は②と③をいかにスピーディに動いていくかで、企業としても大きな差がつくでしょうし、中国とはまた異なる盛り上がりを見せるのではないかなー、と密かに楽しみにしている次第です、
樹海動画で炎上のユーチューバ-、ローガン・ポールってどんな人?《後編》
インフルエンサーに関する話題をピックアップ!
前回に引き続き、お騒がせYouTuberローガン・ポール氏の話題です。
樹海の動画で悪名を広めたポール氏ですが、かつては弟と共に人気を集めたYouTuberでした。
YouTubeの対応が甘い?アカウントは継続中
ポール氏のチャンネル削除を求める署名運動が起こっていたこともあり、ついにYouTubeがポール氏に対する処分を発表したのが先週のこと。
ですが提携解除はしたものの、チャンネル削除にまでは至りませんでした。
ポール氏のアカウントは未だに残っており、現在も登録者数を伸ばしているとのこと。
一体なぜ?
一番考えられるのが、やはりポール氏が依然としてYouTubeの稼ぎ頭であるという点。
数億の豪邸を建てられるほどの収入を稼ぎ出していたわけですから、YouTubeとしては捨て置けないのかもしれません。
実際、騒動から新しく増えた登録者数は40万人!
登録した人の真意がポール氏を支持するものなのかコケにするものなのかは定かではないですが…
ポール氏の動画を見る人がいれば、そこから派生して他のYouTuberや広告を見る可能性もありますもんね。
SNSに見るファンの反応
今回の騒動では、当然ながら彼に対して批判的な意見が目立ちます。
日本人としては不愉快極まりないですし、海外の反応も思わしくないようです。
ファンだった方からも落胆の声が。
ローガンポールさん好きだったのに
— 십 (@sipu__twt) 2018年1月5日
え、待って、ローガン・ポールさんvineあった頃すごい好きでフォローして毎日投稿見てたのでむちゃくちゃ驚きなんだけど この前弟から聞いてyoutuberアホやなって思ってたのにお前かよ、、、 pic.twitter.com/vAHEPUIzjO
— あんさん (@___am8___) 2018年1月5日
うん、これはツラい。
ですが同時に、ポール氏の熱狂的なファンは依然として彼を支持。
ローガン・ポール https://t.co/Lou6MvWl2Y
— nakasyo@ジャイアントびぎなー (@nakasyo_road) 2018年1月8日
この人が言ってることマジで共感しかない てか俺が思ってることをそのまま言ってる感じだった
登録者数の量にびっくりしたけどこれは好きだわ
特にアツいのは彼の父親、グレッグ・ポール氏です。
インスタグラムで「彼は絶対に戻ってくる」とファンに伝える動画をアップしています。
ポール氏を批判するヘイター(悪口を言う人)に対しても、そんなことは大したダメージにはならないとのこと。
炎上すらも良い経験と捉える父親にとっては、ヘイターの存在すらもありがたいのかも?
しかも誰にでも失敗はあるという意見には、妙に納得させられますね。
可愛い子には旅をさせよというところでしょうか。元軍人の父親らしいですね。
こんなに炎上しても収入は変わらない?!
しかもポール氏ほどの有名YouTuberともなると、どうやらYouTubeのアカウントを閉鎖しただけでは収入が大きく変わることはないのだとか。
既に多くの企業と提携を結び、広告塔として活躍しているポール氏。
Facebookの1投稿で15万、インスタグラムの1投稿で8万ドル!って…まじっすか。
未だにそちら方面での提携解除のニュースはありませんし、彼を支持すべく購入を続けているファンもいるということのようです。
確かに前回も書いたように、ローガン氏は学生のころから動画制作に勤しんでおり、その長い歴史を見てきたファンや彼の動画を楽しみにしていたファンとしては、応援し続けたい気持ちもあるのでしょう。
彼の父親が支持を続けているように、長く彼らを見守っている人には樹海の動画で彼を知っただけの人々には見えない側面が見えているのかもしれません。
まとめ:炎上から考えるインフルエンサーマーケティング
とはいえ、それだけの広告効果を持つポール氏だからこそ、今回の件はインフルエンサーの質を見直す1件となったのではないでしょうか。
人々の選択に大きな影響を与えていることは確かです。
ローガンポールさんが関係している広告商品はイメージ悪いから買わないわー。
— ぽこたぽこ (@papapajyama) 2018年1月15日
広告会社は掲載される動画を選べないとか関係ないわー。
じゃぁ、選べるようにルールを変えたら?って、話しだし。
ローガンポールくんの悪業とやらを確認したいんだけど、YouTube見たら彼の利益になってしまうので、見れない。だから、批判もできない…どうしたら…
— mari (@konimari) 2018年1月9日
所謂ユーチューバーの中には、今話題なのがローガン・ポールさんなだけで、胸糞悪くなるような企画?をやっている人って他にも結構いるよな…しょっちゅう炎上してるし。
— かっしー (@SK_826) 2018年1月7日
そう、炎上は今に始まったことではありません。
確かに炎上することで注目を集めることもできますが、2018年はインフルエンサーもフォロワー数より質が問われる時代。
年初をにぎわせたポール氏の1件を反面教師として、ネットモラルが改善されることを祈るばかりです。
樹海動画で炎上のユーチューバ―、ローガン・ポールってどんな人?《前編》
インフルエンサー関連の話題をピックアップ!
今回は新年早々とんでもない名前の売れ方をしてしまったアノ方について…
ついにYouTubeを動かした男
年末に富士樹海の遺体を撮影した動画を投稿したことで、一気にその悪名(?)を広めたローガン・ポール氏。
氏に対する批判が相次ぐ中、本日1月12日、ついにYouTubeが不適切動画の審査に踏み込むことが報道されました。
YouTube、人気チャンネルに対し不適切動画の審査を実施か。人気YouTuberローガン・ポール炎上受け
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180112-00080990-engadgetj-sci
いやーーー遅くね?
と思ったのはおそらく筆者だけではないハズ…。
いずれにせよ、以前から問題視されていたユーチューバ―のモラル問題にメスが入ることは、2018年のネット業界を大きく変えるのかな、と思います。
より質が重視されるようになるか、、、
それとも以前に取り上げたAmazonTubeが現実になれば、多くの配信者がそちらに流れてまた同じことを繰り返すのかな?
アメリカで人気のYouTuber、ローガン・ポール氏
さて、恥ずかしながら筆者はローガン・ポールという方を今回の騒動で初めて知りました。
「米人気YouTuber、批判受け謝罪」
…えっ?!このヒト人気なん?!と思った方は多いのではないでしょうか。
勿論海外のYouTubeまで網羅していなかったというのもありますが…。
ポール氏に対して世界中から批判が集まる一方、筆者が気になったのは彼を支持する人が少なからずいるという事実。
年が明けてからは謝罪の動画やら問題の動画のワンカットやら不名誉な場面しか見ていない筆者にとって、これは若干衝撃ではありました。
これだけ世界が批判している中でも支持者を集めるローガン・ポールって実際どんな人なんでしょう?ちょっと探ってみたいと思います。
そもそもローガン・ポールってどんなヒト?
ローガン・ポール氏は1995年、アメリカオハイオ州の生まれ。
もともとはアメリカの若者に人気のVineという動画アプリで、弟のジェイク・ポールと共に動画制作を行っていたようです。
兄のローガンが10歳、弟のジェイクが8歳の時からYouTubeには触れていて、動画制作をスタートしたのは学生の頃とのこと。
時代だなあ。。それはスキルも上がっているだろうなあ。
看護婦の母、軍人の父の教えを受けた彼らも、当初のモットーは「ハードワーク」「競争」「目標達成」。様々な分野に手を広げ、次々と目標を達成していきました。
彼らの人気の秘密は、どうやらそのぶっとんだおふざけ動画にあるようです。
動画で人気を集め、YouTubeのチャンネル登録者数は1500万人!!
若くして年収一億は当たり前に稼ぐ、セレブの一員となったのです。
その人気と収入という結果が彼らを天狗にしたのでしょうか、2人のおふざけはエスカレート。
ついには弟のジェイクが警察沙汰を起こしてしまいます。
更にはジェイクの彼女をローガンが横取りして兄弟喧嘩が勃発。
よそでやってよ…。
さて、そんなこんなでセレブリティな噂も不名誉な噂も豊富なお2人。
実際、世間の人はどんな風に思っているのでしょうか?
後編に続く!